しばらく更新できませんでした。ごめんなすって。
既にご存じの方もいらっしゃるようだが、
しばらく更新しないうちにガチ☆ボーイが凄い事になった。
イタリアはウーディネという町で開かれた
第十回 FAR EAST FILM FESTIVALで観客賞を受賞したのである。
FAR EAST FILM FESTIVALは
その名の通り「極東」というだけあって、
日本はもちろん韓国・香港・中国・シンガポール
マレーシア・タイ・インドなど、
アジア圏全体の作品を網羅した映画祭。
全世界規模の映画祭では無いにしろ、
アジアは映画の激戦区。
圧倒的なホスピタリティーの良さと
上映される映画の質の高さ(手前味噌ですがナニカ?)から、
近年かなり注目を集め始めている映画祭である。
アジアの国々からもたくさんの
フィルムメーカーたちがゲストに来ていた。
中にはオレよりも一つ若いというタイ人の監督も来ていた。
26歳という若さでタイでの興行収入一位を
叩き出したというのだから驚きだ。
タイでは若い人材を次々と登用していく土壌があるのだそうだ。
日本も見習いたいね〜
ガチ☆ボーイの上映はかつて無いほどの大成功で、
ありがたい事に笑って泣いて大忙しのイタリアの皆さんでした。
ドロップキックの瞬間、誰かが「あっ」と声を上げた。
それほど熱中してくれたということだ。
エンドロールがかかる前から拍手が鳴り始めていたので、
あれは映画そのものというより、
映画の中の五十嵐に対して送られた拍手だったのだと思う。
五十嵐に送られた拍手は、
取りも直さず映画そのものに対する拍手でもあり、
何よりも嬉しいことだ。
さて、今回受賞した観客賞だが、
実際に映画をご覧になったお客さんの投票によって決まるもので、
本来ならグランプリや監督賞などとは区別される。
しかし、この映画祭にはそもそも観客賞しか賞がないために、
観客投票一位だった我れらが『ガチ☆ボーイ』が
実質の最優秀賞と言っていいわけである。
ありがとう。ありがとう。グラッツェ、ミレ。
映画は世界共通語であることを改めて思い知らされた
貴重な体験でした。
(日野のダジャレは本当に理解してもらえたのか、いささか疑問だが・・・)
写真はガチ☆ボーイの上映前舞台挨拶にて、
ヒップホップよろしく身振り手振りで喋る小泉(ライムなし)
次回はガチ☆ボーイ:学生プロレスの話 その2をお届けします。
文化や言葉が違うイタリアの人まで感動する映画なんてすばらしいですね。
素人である観客に選ばれたというのがとても価値があると思います。だって、映画は大部分の素人が見るものですし、いち観客である私がそうであったように、へたな先入観無く映画が楽しめたんだと思います。
アンコールシネマとかでもう一度日本でも上映してほしいですね。小さなテレビではなく、大画面で鑑賞したいです。
投稿情報: きのこ | 2008年5 月23日 (金) 10:56
監督、こんにちわ!
受賞おめでとうございます。
凄いですねぇ~(^_^;)
ガチ☆ボーイ。最後に「ヨッシャー!!」と思える映画でしたので、また観たくなりました。
DVDはいつ頃・・・。
投稿情報: ふるひ~JMW | 2008年5 月23日 (金) 23:21
遅ればせながら受賞おめでとうございます!
自分も「ガチ☆ボーイ」見ながら最後の方立ち上がりたくなりました。というか立ち上がるかと思いました。でも人目を気にしてしまいました。
言葉では説明できないんですが、とにかく「ガチ☆ボーイを」見ていて湧き上がった感情というか、映画を見てきて初めての感覚は忘れられません。もうスクリーンで見れないのが残念です。DVDが待ち遠しい!
世界共通に伝わる何かが「ガチ☆ボーイ」にはあるんだって改めて感じ嬉しくなりました。
投稿情報: つん | 2008年6 月 5日 (木) 21:58
大変遅ればせながら・・・・ですが、
おめでとうございます!!!
やっぱり、胸をうつものは万国共通なんですねっ!
投稿情報: olohuone | 2008年7 月31日 (木) 07:51