これまでも何度かお知らせしている通り、
毎週金曜日深夜0時からWOWOWにて絶賛放送中の
『藤子・F・不二雄パラレルスペース』で、
最終回にあたる今週の金曜12/5に
いよいよ私の脚本・監督作品『ボクラ共和国』が放送される。
<ストーリー>
一学期の終業式の帰り道、風子は幼馴染の花田とイッチーに
新しく作った国の国民にならないかと誘われる。
国民になれる資格は、思いやりがあるということだけ。
その国民がまた新しい国民を増やしていけば大人になる頃には、
思いやりいっぱいの世界になるのではないかという思いつきだ。
名づけて“ボクラ共和国 ”。総理大臣の花田を筆頭に、防衛大臣、
外務大臣、文部科学大臣などが決まっていく。
ウキウキしながら家に帰ると、
来月引越しすることが判明し、落ち込む風子。
花田やイッチーに引越しを打ち明けられないまま、
ボクラ共和国の一員としての仕事が始まった。
そんなときに、自分たちがつくった国会議事堂が
中学生たちに荒らされてしまう…。
既に放送された『藤子・F・不二雄パラレルスペース』では
個性的な世界観の作品が多い中、
ボクラ共和国は安心して楽しめる王道系作品と言っていい。
ドラマ化にあたって原作からの変更点は多々あるが、
先生がこの作品でおそらく伝えたかったであろうメッセージを忠実に守り、
それ以外の部分は必要に応じていくらでも変える、
という自分ルールで作った。
ボクラ共和国に出てくる子供たちは、
ただ面白そうであることを動機に国を作ろうとするものの、
その様子を大人が客観的に見ると色々考えさせられる。
そもそも『国』って何だろう?っていう。
そこが面白いと思ったので、この原作を選んだ。
前回は秘密のままに終わらせてしまった
ボクラ共和国の作曲家は、実は植松伸夫さん。
植松さんは、アラサーの男子が誰でも一度はやったことのある
名作TVゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの曲などを
手がけていたゲームミュージック界の巨匠である。
『タイヨウのうた』のキャンペーン中に
一度ラジオで共演させて頂いてから、
時々一緒にお酒を飲んで仲良くさせて頂いている。
今回、ダメ元で作曲をお願いしてみたところ、快く引き受けて下さった。
というわけでボクラ共和国は、
物語だけでなくその音楽も見所となっているのだ。
どうぞお楽しみに。
えーん、
楽しみだけどWOWOWは見えないんだぁ。とっても残念です。
もし、地上波、はたまたDVDで鑑賞可能な事があればまたぜひぜひここで教えてくださいませ。
投稿情報: どっこい | 2008年12 月 2日 (火) 13:24
日野市の向川原団地で撮影したんですよね??
おもしろかったです!
投稿情報: 日野っ子 | 2008年12 月 6日 (土) 00:32
う・・・
監督、こんにちわっ!
残念ながら観られなかった。
将来DVDとかになるのだろうかぁ
その前に原作読んでみますよ!
投稿情報: ふるひ~JMW | 2008年12 月 6日 (土) 12:58
なるほど・・・パラレルですね
少し考えさせられるドラマでした。
総理大臣はじめ子供たちが演技が上手で見入ってしまいました。
ちょっぴりの笑いと間から小泉監督の演出が匂って良かったです。
バッチをつけるシーンではガチボーイとタイヨウのうたのシーンを連想しました
投稿情報: きのこ | 2008年12 月 8日 (月) 10:34