小泉徳宏の「オフィシャらない話」

一瞬だけ、いやほんと一瞬だけ目を疑った話

遅刻魔の話

宇宙船。
じゃ、なくて不思議な顔をした魚。
好奇心旺盛で「え、なんすか誰っすか」とダイバーに近寄ってくる。
たぶん魚界では、当たり前のように待ち合わせに遅刻してくるタイプ。
なので他の魚たちから、一人だけ集合時間を早めに設定されている。
正面からのアングルが憎めない。

さすがの立て看板も夏バテ気味の話

あ〜もう、さすがのあたいらも、もうあかん、もう立ってられへん。

ちょっと後ろよっかからせてもらお。

このまま立ってたら足が棒になってまうわ〜

このあと地面に足がくっついて今でもどっかで立ち往生してんじゃないか心配な話

イタリア・ウーディネの残念な石畳の話

 

会議室の悪魔の話

常々、その存在を疑ってきた事である。

会議室という場所には悪魔が潜んでいる。
これはもう、絶対にいると思う。

そいつは人々が議論に煮詰まった頃を見計らって
ひょっこり顔を覗かせる。
そして机上にあがった数々のアイデアの中から、
最も味気ないものを採用させようと我々の心をたぶらかす。
そんな事など、奴の手にかかれば朝飯前。

そいつさえいなければ、くだんのアイデアが
平凡すぎて面白くない事など少し考えれば簡単に見破れる。
ところが奴が現れると「誰の反対も無いから」という
実につまらない理由で採決されてしまう事がままある。
私はこれを会議室の悪魔の仕業だと思っている。

会議で当たり障りのないアイデアが採用されそうな時、
それが悪魔の仕業かどうか疑ってみるようにしている。

会議室という場所には悪魔が潜んでいる。
これはもう、絶対にいると思う。

掃き溜めに鶴の話

人に吐き捨てられ、人の往来に踏み固められたガムが

 

これはもしかすると
『都会』という場所を揶揄したアートなのかも知れない

ビルの隠しフロアの話

   

映画『インセプション』のパンフにおけるトム・ベレンジャーの不当な扱いについて

身体の中に眠る熱い魂の話

昼間食べた激辛麻婆豆腐が
いまだに胃の中で熱を発してるトゥナイッ