小泉徳宏の「オフィシャらない話」

いよいよ出まっせって話

そうです。
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』DVD&Blu-rayの事です。
いよいよ来週、6月25日（水）に発売が迫りました。
監督なのに情報が遅いというクレームは受け付けますが特に何も出ませんのであしからず。

４つのバージョンあります。

DVD スタンダードエディション（本編DVD×1）
Blu-ray スタンダードエディション（本編BD×1）
DVD スペシャルエディション（本編DVD×1 特典DVD×2）
Blu-ray プレミアムエディション（本編BD×1 特典BD×1 特典DVD×2）

スタンダードエディションに関しては、
DVDとBlu-ray、どちらも内容は同じです。

ここで気になるのは、
スペシャルとプレミアムはどっちが強えーのかって話ですが、
どうやらこれはプレミアムに軍配が上がったようです。
Blu-rayプレミアムはDVDスペシャルの内容に加えて、
連続ドラマとして放送されたオムニバスドラマ
『カノジョは嘘を愛しすぎてる サイドストーリー
〜ボクとカノジョと出会う前の物語〜』を完全収録。
しかも、地上波では少しカットされた短縮版の放送だったのが、
ここに収録されるのはノーカット完全版です。
地上波では放送できなかった、幻の回、
蒼ちゃんの話も収録されますよ！
近年まれにみる特典の充実ぶりに鼻血が出そうです。
何ならもう出てます。フライングブーです。

そしてそして、
TSUTAYA オンラインショッピング、
セブンネットショッピング
HMV online
ASMART
TOWER RECORDS ONLINE
で購入すると、それぞれに違った
オリジナル特典がついてくるようですぞ。
予約購入のみだったり先着順だったり、
各店条件が異なっているようなので、
よく調べてから決めましょう。

さらに、タワーレコード渋谷店で
Blu-rayプレミアムエディションを購入すると、
理子ちゃんこと大原櫻子と亀田誠治さんの
トークイベントにご招待（予約購入者優先）だそうで。

いずれも数に限りがあるようなので、お早めに。
オリジナル特典は早さが命だったという
衝撃の事実がわかったところでもう一度だけ念を押すべきだろう。
監督なのに情報が遅いというクレームは受け付けますごめんなさい。

まさか、どこで買うかで悩むとは思いもしなかったぜ。
やられたよ。後のことは、任せた。

詳細は下記リンクからどうぞ。
http://www.amuse-s-e.co.jp/kanouso/

また、オリジナル特典の詳細については
各店にお問い合わせ下さいね。

※2014.06.24追記

反町兄貴の話・後編

前編はこちら

それは初日舞台挨拶登壇前の、前室での出来事。
私と反町さんが雑談をしているところに
アシスタントプロデューサーがやってきて、
ブログ用に私と反町さんの2ショットを撮りたいというので、
一緒に横に並ぶ事になった。
その時に私が反町さんに言った、
いま思えば余計でしかないあの一言。

11/20の完成披露試写会の時、
私の立ち位置が常に反町さんの隣だった事が、
身長から格好良さからダンディーさから、
もう上から下まで男としての絶望的な格差が際立つ結果となり、
試写会の終了後、家族や親しい友人にたびたびネタにされ、
かなりおいしい しょっぱいを思いをしていた。

その笑い話を伝えたくて、
「いやー反町さんの隣に立つのキツいんですよ、
『種』としての違いを痛いほど思い知らされるので（笑）」
と、むしろ反町さんを褒めるつもりで、
もしそう聞こえなくても100%冗談に聞こえるように、
言っていたのである。

私は舞台上でその事を思い出していた。

いま、反町さんがバミリより数歩後退した場所に立っているのは、
もしや客席から見た時の私との身長差を
遠近法で少しでも目立たなくさせるためではあるまいか。

とすると、いま、反町さんがその位置で
ダラッとした休めの姿勢をとり続けているのも・・・。
推して知るべしか。

考えすぎ。
単なる思い過ごし。
そう言いたくなる気持はわかる。
だが、私は断言してもいい。
これは反町さんによる一流の気遣いだったと。

撮影現場での反町さんの様子から何から
これまでに得てきたあらゆる情報から推測して、
反町さんならば十分考えられる事だった。
『反町隆史』とは、そういう男なのだ。

その事に気が付いた時、私は感動に打ち震え、
正直言って舞台挨拶どころではなくなっていた。
その震えが舞台挨拶の緊張から来るものなのかさえ
わからなくなっていた。

初日舞台挨拶は、初回の上映終了後と、
2回目の上映前の計2回行われ、
その2回目の舞台挨拶でも、
反町さんはやはり同じ姿勢を
とっていたことを付け加えておこう。

役者にとって「自分がどう見えるか」はとても重要な問題だ。
ほぼすべてと言ってもいい。
ところが反町さんは「自分がどう見えるか」を差し置いて、
監督である私を立てようとした。
その謙虚さと紳士的な姿勢に私は舌を巻き、
巻き過ぎてパスタのように絡まり、
結局自分の挨拶は噛み倒すという
醜態をさらす事になったのだが。

本人に真相を尋ねようかとも考えたが、
仮に尋ねたところで、「そんなバカな」と
笑いながら否定された事だろう。
それに、これほどの粋な計らいに対して、
それはあまりに不粋というもの。
だから私は敢えて何も言わなかった。
でもそれももう、時効でいいだろう。

私は種としての格差はおろか、その度量に於いても
反町さんに遠く及ばないことを思い知ったのである。
その心遣いに気がつける繊細さが、
自分に僅かでも備わっていた事だけが、
せめてもの救いと思う事にする。
そんな反町さんを、私は心からの尊敬を込めて
「兄貴」と呼ばせて頂きたい。
本人が嫌がってもだ。

軽い打ち上げのあと、私の手を力強く握ってから
颯爽と去って行く反町さんの後ろ姿に、
私が心の中で敬礼し続けたのは、
ここだけの話にしておいてもらいたい。

反町兄貴の話・前編

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて今日は、
決してマスコミに報道される事は無いが、
自分の胸だけに大切にしまっておくには
余りにももったいないと思う素敵なサムシングの話をしよう。
内容からしてどこで話すべきか迷った挙げ句、
この過疎ブログならばちょうど良いと思うに至った。

映画の公開初日というのは、
映画に携わる人間にとって特別な日だ。
数年かけて作ったものがいよいよ一般に公開されるのだから、
その感慨もひとしお。
ゆえに、皆様への感謝と「公開したから観てねー」の宣伝をかね、
数ヶ月ぶりにスタッフ・キャストが集結し、
いずれかの劇場で公開初日舞台挨拶なるものを行うのが慣例だ。
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』も多分に漏れず、
12/14の公開初日に佐藤健くんを初めとした
キャスト・スタッフが集結し、TOHO CINEMAS六本木ヒルズの
7番スクリーンで舞台挨拶をする事になった。

同スクリーンは非常に大きな劇場である。
何度かこの舞台に立たせて頂いた事があるが、
前から見るとその人数の多さにいつも圧倒される。
しかし、我々は既に11/20の完成披露試写会で
2000人近くのお客様の前で
ご挨拶させて頂いているメンバー。
それも2回目ともなれば慣れたモノで、
初回の上映が終わるまでの時間は前室で大いに雑談を楽しみ、
非常にリラックスしたムードのまま、
上映終了後の皆様の前に登壇したのである。

細かい違いはあっても、立ち位置も同じ、進行も大体同じ。
ほんわかムードで舞台挨拶が進行する中で、
私はしかし、完成披露試写会の時とは
何かが大きく違っている事に気が付き始めた。
その違和感を確認するべく劇場を一通り見回してみたのだが、
その答えは意外に近くに存在していた。

私の隣に立っている反町隆史さんが、
あまりにもくつろぎ過ぎてるのである。

舞台上の立ち位置を示す足元のシール（バミリ）から、
客席に対して一歩退いた位置に立ち、
あまつさえ「休め」の姿勢をとっていて、
予想を超えるアットホーム感を出しているのだ。

もしも私クラスの人間がこれほどまでに気を緩めたならば
年末年始にコタツで寝返りを打つ猫と
同等の醜態を晒す事になっただろうが、
それが反町さんとなると話は別で、
その形がまたサマになっていて実にカッコイイ。
むしろそれが反町さんの「気をつけ」なのではと思わせるほどだ。
だからこれを失礼ととるお客様もまずいなかっただろう。

問題は、11/20の完成披露試写会の時には、
エンパイアーステートビルのように凛と立っていた反町さんが
今はなぜこれほどまでに姿勢を崩していたのか、という事だった。

考えを巡らせる私の頭にふと、
登壇前に私が反町さんに言ったある一言を思い出した。
そしてその事から導き出される仮説を思い浮かべた時、
私は反町隆史という人間の、器の大きさに戦慄するのであった。

（後編へつづく）

写真は休めではないが、一歩後ろに下がっているのがおわかりだろうか。

赤太字の話

映画の興行というのは、
公開週の土日の集客次第で
その後の興行展開がまったく変わる仕組みになっている。
ザックリ言えば、その土日が良ければロングランの可能性が残り、
悪ければ公開期間が短く終わるという大変厳しいシステム。

つまり、同じ一回であればいつ観たって同じ、
というものでは無いのである。

赤太字！
ですから映画『カノ嘘』にとって今週土日の、
映画館の一席一席にはとっても大きな意味のある一席です。

もしも作品を応援して下さるのであれば、
ご都合の許す限り、是非ともこの土日に映画館へ。
あなたの一席には意味がある。
なんだか選挙めいてきた。

http://kanouso-movie.com/

過ぎてる話

いまさらなんですが、改めてご案内。
今週末12/14（土）から俺の3年ぶりの新作映画
『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が公開され過ぎます。

若い女の子たちに最上級の胸きゅん
キラキラ映画を提供するつもりが、
試写の段階ではティーンよりも
むしろ大人に刺さっちゃってるという、
小泉徳宏、痛恨のマーケティングミスぎてる。
いやーうっかりうっかり。
その結果、男女問わず、大人子供問わず
楽しめる映画になったと思います。
でも、こういう題材、こういう規模で
公開される映画としては珍しいくらい
『映画らしい映画』を目指したつもりです。

よろしければ劇場で。
よろしくお願い申し上げます。
http://kanouso-movie.com/

前日譚の話

今夜から10回に渡り、今週末の12/14（土）より公開される
わたくしが脚本・監督した映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の
前日譚を描いたサイドストーリーがフジテレビで放送されます。
http://ameblo.jp/kanouso-movie/entry-11686286807.html
監督はROBOTの真壁幸紀監督。

1話10分程度の連続ドラマ形式になっております。
映画を観るか決めかねている人は、ぜひぜひ
積極的にサイドストーリーを観て下さい。
ですが、ありがたくも映画はどっちにしろ観ると
心に決めている人は、このサイドストーリーは
映画本編鑑賞後に観た方がきっと面白い。
ということで、サイド→映画→サイドのサンドイッチ作戦でどや！

＜地上波OAスケジュール＞
12/9（月）24:45～24:54･･･#1「粗悪品からの卒業」
12/10（火）24:45～24:54･･･#2「秋の餃子が目にしみる」前編
12/11（水）24:45～24:54･･･#3「秋の餃子が目にしみる」後編
12/12（木）24:45～24:54･･･#4「噛ませ犬に選ばれた日」
12/13（金）25:15～25:25･･･#5「坂口瞬の隣にいた目立たない男の子」
12/16（月）25:50～25:59･･･#6「音楽なんてしょせんビジネス」
12/17（火）25:50～25:59･･･#7「絶対人前では練習しない」
12/18（水）26:20～26:29･･･#8「曲がったことが大嫌い」
12/19（木）26:00～26:09･･･#9「ユウちゃんの片想い日記」
12/20（金）25:20～25:30･･･#10「大切な人へ贈る歌」

カノ嘘 × ダイバーシティ東京の話

行っちきまいましたダイバーシティ。

こんな感じ。



んで、こんな感じ。

えっ、あれ、いいの写真撮っちゃって！？
監督だからって職業の権利をみだりに用いた感じ？

いいんです。一般の方もオフィシャルに撮ってもいいイベントでした。
俺もまさか撮ってもいいとは知らなんで、
すいません、まともなカメラ持ってませんで。

舞台裏では全員緊張してたなー。
舞台上でもその緊張っぷりを突っこまれてた浅香くんはもちろん、
なにげに窪田くんと水田くんも緊張してた。

台場でなんやかんやする話

お台場のダイバーシティ東京で、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』とコラボして
2013年11月3日〜2014年1月13日の間、なんやかんややるらしいぞ！
え？　適当すぎる？ やっぱりなんやかんやじゃダメ？

詳しくはこちらへ
Diver City Tokyo 公式サイトより
http://www.divercity-tokyo.com/event/10144724_11053.html

映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』公式ブログより
http://ameblo.jp/kanouso-movie/entry-11656010312.html?frm_src=thumb_module

11月3日（日）18：00からは点灯式が実施され、
スペシャルゲストとして劇中の大人気バンド「CRUDE PLAY」が、
公の場では初となる劇中でみせた迫力のライブパフォーマンスを披露する予定です。
CRUDE PLAY is 三浦翔平、窪田正孝、水田航生、浅香航大の四人。
眩しすぎて直視できないくらいのイケメン野郎たちです。
このセレモニーの参加するための何かしらの方法があるようなのですが、
私にもわかりません！
公式ブログに追って告知するとあるので、もうちょっと待ってみましょう。

イメージはこんな感じ。


そして、11/16（土）からは、出演者が映画中で使用した衣装やアイテムを
4Fエンタメスペースにて展示するそうで、
その展示品の中には私が撮影現場で使って
メモまで書いてある生台本が含まれるという
これまた何という辱め！やめてくれー！

＜13.11.02.追記＞
11/3の点灯式の詳細が出たようです。
どうやら先着300名に整理券配布という形になる模様。
詳しくは下記へ。
http://www.divercity-tokyo.com/event/10144134_11053.html

東京ドームじゃないぞって話

私の新作映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の
完成披露試写会が下記の通り開催されます。

そしてその募集があっちゃこっちゃで始まっているぞ！
ひとまず公式サイトの募集はこちら

http://info.toho.co.jp/kanouso_ks/pc/index.html

日時　 11月20日（水）17：30 開場 / 18：30 開演 （上映時間：1時間57分）
　　　　　 ※キャスト・スタッフによる舞台挨拶を予定しております。

場所　TOKYO DOME CITY HALL ( 東京都文京区後楽1丁目3-61)

招待 　200組400名様

締切　 11月11日（月） 正午

きっと華やかな会になるよ。
そこのYOU、応募しちゃいなよ。

in 札幌の話

私の新作『カノジョは嘘を愛しすぎてる』に登場するヒロイン、
小枝理子役を演じた大原櫻子が、
サッポロファクトリージャンボクリスマスツリー点灯式に参加して、
劇中歌「明日も」を歌うようですよ。
札幌のみなさん、ぜひご来場ください。

札幌で急遽決定
映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」
公開記念トーク＆ライブ開催

【日時】11月2日（土）18時10分～
【場所】サッポロファクトリー （札幌市中央区北2条東4丁目）

ほんとに急遽だな！
そして入場無料！よっ太っ腹！

詳しくはこちら
サッポロファクトリー公式HP http://sapporofactory.jp/event/